シンガポールで幼稚園選びに悩む・・・ローカルプレスクールと日系に通った私のおすすめは?

シンガポール生活

シンガポールで幼児を育てる場合、通わせる幼稚園選びも悩みますね。
私も迷った経験があるのでよくわかります!

ちなみに園選びの選択肢は3種類あるんですね!

ローカル…シンガポールの幼稚園・プレスクール(=保育園)
※主にシンガポールの子が通っています。
 幼稚園とプレスクールでは保育時間の長さに違いがあります。
日系幼稚園
インターナショナルスクール併設のプレスクール

「ローカルがいいな」「日系に通わせたい」など。
何となくぼんやりとした希望はあるでしょうか?

うちの子供たちは日系幼稚園ローカルプレスクールにそれぞれ通いました。
この記事では、実際通って私が感じたメリットとデメリットをお伝えします!
あくまで私の主観ですが、迷っている方の参考材料になれば嬉しいです(^^)/

日系幼稚園のメリットとデメリット

日系幼稚園のメリット

メリット①日本人のお友達の中で、日本と変わらない環境で過ごせる

その子の性格によって、急に英語と中国語の環境に入っていくのは不安がある方もいますよね。
娘もおとなしい方でしたが、担任も日本人の先生、日本の園と変わらない保育環境ですぐに馴染めましたよ。

また夏祭りや運動会、餅つきなど、日本ならではの行事がホントに盛大で感激しました!

メリット②日本語でやり取りできる

ローカルプレスクールの先生とは英語でのやり取りでした。
お手紙も英語、連絡帳も英語で書くってなると慣れるまはで大変かもしれません。
日本語ですべてOK!というのは心強いかぎりですよね。

メリット③給食の満足度が高かった

保護者向けにも給食の試食会があり、美味しくいただきました!
栄養バランスも考えられた、こんなすばらしい給食を毎日食べられて幸せだな~と思っていました。
これだけでもすごいメリット!

ローカルプレスクールでは基本ワンプレートです。
品数の多さといい、やっぱ日本の給食ってスゴイです!!

日系幼稚園のデメリット

デメリット①とにかく遠い(我が家の場合)

園行事のたびに行くのが大変でした。
長い通園距離もありスクールバスが道中で2度、故障した経験があります。
そんなアクシデントに遭った際もすぐ迎えに行くこともできません。
この経験からやっぱり近くが最強!と思うように。
日本の環境を求めて遠くまで通うことに負担を感じるようになってきました。

デメリット②お迎え時間が早すぎる

どうしてもバスのお迎えを気にする生活になります。
お迎え時間も15時台でしたし、ローカルプレスクールに比べると保育時間が短いです
あと日系幼稚園は午前保育の日も多かったですね。

デメリット③長期休みがある(夏休み、冬休み、春休み)

日系幼稚園は日本の幼稚園や小学校とほぼ同じ日程で長期休みがあります。
一方、ローカルプレスクールは基本、働いている人のための園なので。
日本の保育園と同じようにお休みが少ないです。

でも私のように働いていなくてもまったく問題なく入園できますよ!
日本人ママは働いている人の方が少なかったですから。
ただ、働いているシンガポール人なら受けられる手厚い補助金がないだけです。

日本でも幼稚園ママ、小学生ママにとっては長期休みは少し憂鬱ですよね( ゚Д゚)

ローカルプレスクールのメリットとデメリット

ローカルプレスクールのメリット

メリット①国際色豊かな友達と一緒に過ごせる

様々な国から来ているお子さんと一緒に過ごしました。
シンガポール人は多国籍な環境に慣れていてフレンドリーです♪
末っ子にもシンガポールにいる間はそういう環境で育って欲しいなと思いました。

メリット②英語と中国語を話す環境の中、過ごせる

1日の大半を園で過ごします。
しばらくすると英語、中国語で言われたことを理解できるようになりました
日本に帰国したらすっかり忘れてしまったので( ゚Д゚)
よくもったいないと言われます。。。

メリット③保育時間が長い

お迎えも時間に追われることなく、自分のタイミングで歩いて行けます。
保育時間は19時まででしたが、シンガポールは日が長いので19時でもまだ明るい!
私は大体17~18時頃に迎えに行っていました。

メリット④日本とは違うシンガポールの行事・習慣を知ることができる

シンガポールの祝日はこうやって祝うのかと、より深く文化を知ることができましたよ。
あとはシンガポールならではの習慣に驚かされましたね!

例えば子供の誕生日会。
シンガポールは
「うちの子の誕生日をみんな一緒に祝ってね~♪」
大きなケーキと人数分のプレゼントを親が用意して園に持って行くのが恒例行事。

4歳の時は誕生日会をやりました

園で誕生会をするかしないかは自由ですよ。
する子もかなりいますが、しない子だっています。
園でも、さらには家でも友達を呼んで2回する子も( ゚Д゚)!!

私、初回はちょっと面倒に思ってスルーしましたが。
こんな機会ももう最後かもしれないと、2度目は頑張りました!
考えようによっては、先生も協力的でお膳立てしてくれますので。
家で友達呼んでやるよりラクなんですよ!
末っ子も照れながらも気分は良さそうでした(^^♪
平等を重んじる日本とは違う習慣ですよね。

あとはポットラックパーティーもありましたね。
家から一品、持ち寄ってのパーティーです♪
でも何か手の込んだものを作らねば!とか思わなくて大丈夫でした。
切っただけの果物とか、おにぎりや買ったパンとかでもOKだったんですー♪

メリット⑤日本語クラスの先生がいたので、いざという時の安心感がある

日本人以外の子の方が多い園でしたが、日本人の子を対象に日本語クラスがあったんですね。
週2コマ日本人の先生が来て、クラスを受け持ってくれる。
これは大きな決め手になりました!
マメにお手紙で知らせてくれたり、頻繁に写真をシェアして下さったり。
実際、本当に安心できました♪

シンガポールの英語環境で過ごしたいけど、日本の文化も経験したい方にはお勧めです!
なかなか日本の行事を家でやるのも大変なので、園で経験させてもらえて助かりました(^^)/

ローカルプレスクールのデメリット

デメリット①給食のクオリティは日系幼稚園の方が高かった

日本は食事作りに時間を掛けがちですがシンガポールでは、より簡単と言いますか、
日本式の手の込んだ給食とは違って、ワンプレート、ワンボールに盛られているイメージですね。
そこは食文化の違いを感じるところかと思います。

デメリット②どうしても日本の行事の盛大さは日系幼稚園には敵わない

日本語クラスがあったので、随分丁寧に日本の行事を園でもやっていただきました!
ただ少人数なので日系幼稚園とは違い、こじんまりとやる感じになりますね。
あとは日本ならではの「運動会」もありませんでした。

幼稚園選びで私が意識したこと

ここからは私が幼稚園選びで、たどった経緯をまとめています!

なぜ幼稚園を変えたの?なぜローカルプレスクールに?

我が家は幼稚園代が、なんと自腹だったんですよ( ゚Д゚)
小学校からは会社が出してくれるんですけどね。
幼稚園は義務教育ではないので、というのが理由だそうです!!

通園費、、、当時は1000ドルくらいだったかな。
月に10万以上、かる~く飛んでいっちゃうんですよ(>_<)
そこで、うちは一番費用のかからない日系幼稚園を選びました
娘も楽しく通いまして無事、卒園(^^)/
私としても満足の園生活でした。

次にシンガポール生まれの末っ子の幼稚園どこにするかなーと考え始めた時。
日系幼稚園も値上がりをして、他との大差がなくなっていました。
さらに日系幼稚園はどこも遠方だったんですよね。

そこでローカルプレスクールも見てみたいなという気になってきたんです。
ちょうどママ友もローカルプレスクールを探していたので、一緒に見学して回りました。

何せ自腹でしたので。
より高額なインターナショナルスクール(=インター)は考えていませんでした
インターに入学をしたいという方は、慣れるためにもインターのプレスクールが良いかと思いますね。

実際に見学に行った園をリストアップ!

(Kindergarten=幼稚園・Pre-school=保育園です)

  • (ローカル)Grace House Kindergarten グレースハウスキンダーガーテン
    午前or午後に半日保育で通っている方がほとんど。
    全日保育は少ないとのことだったので断念。
  • (ローカル)Raffles House Preschool ラッフルズハウスプレスクール
  • (ローカル)Super Land Pre‐School スーパーランドプレスクール
  • (ローカル)Camberley Pre‐School キャンベリープレスクール
  • (ローカル)Kiddiewinkie Schoolhouse キディーウィンキースクールハウス
  • (ローカル)Green Pastures Child Centre グリーンパスチャーチャイルドセンター
    日本人の割合が少なく、最も英語力のつく環境だと感じた。
    費用が一番安かったがスクールバスが利用できず、自力送迎は大変だなと断念。
  • (日系)KiZroo Kindergarten キッズルー幼稚園(2023年閉園)
  • (日系)Arts Junior Montessori アーツジュニアモンテッソーリ

情報源はほとんどが日本語フリーペーパーからです。
「ローカルプレスクール」にこだわらず、口コミで聞いて気になったところも見学しました。
日本人の割合が多い、少ないの差はありますが、既に日本人の子が在籍していて通いやすい園ばかりかと思います。
日本語クラスのある園も多いです!

見学に行って実際に見てみよう!

実際に毎日通うことになる園ですから、まずは見学ですね。
どこも気軽に見学を受け入れてくれましたよ。
見学時に受ける第一印象って、結構大事です!

さらに言うと、見学では良いところしか見えてこないんですよねー。
すごくいいな、と思った園でも口コミを聞いてからやめておこうという園もありましたし。

結局、私は自宅から歩いて行けるローカルプレスクールに決めました

決め手は、
○近いこと
○雰囲気も良かった
○週に2回日本語クラスがあったこと。

この「近くて日本語クラス有り」という条件に絞ると選択肢は2つになったんです!
通常、スクールバス代だけで200ドルくらい掛かってくるんですが( ゚Д゚)
徒歩通園ならそれが要らないし、何かあってもすぐに迎えに行けるのが良かったです。

魅力に感じるところは人それぞれ違いますよね。
自分の一番譲れない条件をはっきりさせると、決めやすいです(^^)/

まとめ

どちらにもメリットデメリットがあります。
各家庭が何を大切にするかによると思うんですよね。

我が家の場合は、これまで居た日本の環境から、未知だったシンガポールの保育環境を知れた!
という面で得たものが多かった。
そのためローカルプレスクールのメリットが若干多めになりましたが、日系幼稚園がいいなと思う方も多くいることでしょう。

幼児期の記憶は小学生時代に比べると、それほど色濃く残っているものではありません。
結局、親がどれだけ納得して決めたか、になってきますよね。

ご自身が何を大事にしたいのか?
優先順位を考えて決定できるといいなと思います(^^)/

この記事を書いた人
おぽんママ

5年間シンガポールで3人の子供を育てていた40代の主婦です。
シンガポールでの現地情報や失敗談などを書いています。
シンガポール渡航予定の方のお役に立ったら嬉しいです。

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