シンガポール日本人小学校PTA役員を免除されるのはどんな人?日本とはココが違った!

シンガポール生活

シンガポールへ赴任が決まり、日本人学校に転入される方。
準備が大変かと思いますが、PTA役員のこともこれから気になるところではないでしょうか。

私はシンガポールにいた約5年間。
ありがたいことに免除が受けられて、役員をすることなく過ごしたんですね。
免除を受けられる対象者は多いので、もしかしたらあなたも受けられるかもしれません。

この記事では、PTA役員選挙の際の免除者について。
どんな人が免除になるのかをお伝えしていきます。

●自分は免除を受けられるのか?
●もし受けられるとしたら、いつまでなのか?

などを確認いただけたらと思います(^^)/

PTA役員の免除を受けられる人ってどんな人?

役員未経験でも選考から外れる免除者

何らかの役員を経験すると、
その後は一定期間、免除を受けられるのはどこの学校も同じかと思います。
これから挙げるのは、役員を経験していなくても免除となる人です!

実際、私の周りで免除者はたくさんいましたよ!
多かった順に挙げていきますね。

未就学児がいる
これに当てはまる人が圧倒的に多いです!
私も0歳児がいたので、滞在した5年間、免除を受けられました。

来年、中学3年になる子がいる
受験生の親は大変ですからね( ゚Д゚)
日本の高校を受ける人が多いので日本との行き来も大変かと思います。

フルタイム勤務者
EP(就労ビザ)を取得して働いている方。
PR(永住ビザ)やDP(帯同ビザ)でもフルタイムで働いている方。
就労証明の提出が必要。

日本人学校の関係者
実際、先生の配偶者や日本語補習校で教員をしている方がいました。

妊娠している人

他にも、引越などで退学することが既に決まっている人とか。
特別支援学級に通っていて、役員を引き受けるのが難しい場合は申し出れば、とか。
細かい免除者の規定はもう少しあるのですが。

ごく少数派のものまですべて載せていると長くなってしまうので。
私の周りに実際にいた免除者にとどめました!
規定に当てはまらなくても何かしら事情のある方は、免除申請もできますよ。

もし免除者について、細部まで知りたい方がいましたらー。
うちの子達が通っていたチャンギ校HPではPTAの規定、細則も自由に見ることができますのでご確認くださいね。
ちなみにシンガポールには日本人小学校がもう1校(クレメンティ校)ありますよ。

実際、チャンギ校はかなり僻地で遠いので、未就学児を連れての活動は大変すぎます(>_<)
それにPTA活動は午前中からの活動が多いんですよね。
子どもが学校にいる間でないと、母も動けないですから。
だからフルタイム勤務者には厳しい( ゚Д゚)
ですから、はじめから免除規定として定めてあって、ありがたいなと思います!

役員経験者と免除期間

日本人学校に転入してすぐは様子を見たい方が大半で、少し落ち着いてから役員をする方が多いです。
いずれ役員を経験すると、どれだけの免除を得られるのか。
表にまとめてみました。

過去に経験した役員・委員免除期間
小学校PTA四役
中学校PTA四役
永久免除
小学校バス委員長・副委員長
中学校バス委員長
永久免除
小学校PTA委員長活動年度を含む5年間免除
小学校PTA副委員長活動年度を含む4年間免除
小学校PTA委員・バス委員
日本人会社会貢献活動委員
活動年度を含む3年間免除
各役員の免除期間

PTAを主導していく四役(会長・副会長・書記・会計)や負担の大きなバス二役(委員長・副委員長)は永久免除となっています。
また委員会全体をまとめる立場の委員長は5年間の免除、と仕事の大変さで免除期間も違います。

※中学校には在籍したことがないため、委員会関係の免除年数がわからない箇所があります。

何を免除されるのか?免除の範囲

●四役・委員長・副委員長=役員
●PTA委員・バス委員・日本人会社会貢献活動委員=委員

上記のように呼び名が分けられているのですが。
免除となるのは投票選挙(※1)で決まる役員のみです!
委員の方は免除にはならないので注意が必要です。

それぞれの委員は投票選挙後に立候補を募るのですけどもー

PTA委員は4月に立候補を募ります。
 立候補で埋まることがほとんどで、やりたい人が多い傾向にあります。

バス委員は私のいた5年の中で、一度だけ立候補が出ないことがありました。
そういう時は免除とか一切関係ないので、私のように未就学児のいる人も全員でくじ引きをして決めましたね

日本人会の委員は日本人会の広報誌で募集され、応募をします。
一度で決まらない年もありましたが、二次募集で決まっていました。

こんな感じで、大抵立候補ですんなりと決まることが多かったですよ。
委員をやることで3年の免除期間を得られるので、立候補が多いのは必然かと思います。
ただ、稀に決まらないこともあったので。。。
役員をやっても委員になる可能性があることは知っておいて下さいね(^^)/

委員の経験でも永久免除が得られる!?

委員をすると、免除期間は3年。
活動年度を含めて3年なので下の子がいて、まだ学校に在籍していると免除は切れてしまいます。
そうすると、また候補者名簿(※2)に載ってしまうんですよね。
ただ、同じ名簿に載ると言っても1度は経験している人として考慮され、2度目は最後尾に載ります。

そして特筆すべきは!
委員でも2回やることによって、永久免除となるんですよ♪
永久免除になれば候補者名簿にも載らなくなります。
だから長く在籍する場合、さっさと2回委員をやってしまう方もいますよ。
そうすれば、やっと落ち着けますよね(^^)/

免除対象者の範囲が広いシンガポール

免除対象者、日本の小学校より多いと思いませんか?
実際に、うちの子が今通っている日本の小学校。
赤ちゃんを育てていようが免除は受けられません!
フルタイム勤務者だってたくさんいますから免除なんてありません!

シンガポールでは、免除者はとても多かったですが、
役員のなり手がいないという状況ではありませんでした。

なぜかというと、

●生徒数が多いこと。
●入れ替わりが激しく、新入生がたくさん入ってくること。
●フルタイム勤務の母が少ない。

こういった点が、免除対象者が多くても選考対象者(役員のなり手)が多い理由かと思います!

しかも!
今通っている日本の小学校は子供1人につき、最低1回以上は必ず役員をやらねばならないのですが。
シンガポール日本人小学校では子供の数は関係ないんですよ!
これも役員のなり手が多いからですね。
子供が2人、3人といる人にとっては、嬉しいところです(^^)/

未就学児の免除は、年長になる年に切れる

一番下のお子さんが在園している間まで受けられる免除。
次年度に向けた選挙なので、幼稚園年長の年になると免除は切れてしまうんですよ。

突然、免除者から候補者となってしまいます。
だから免除の切れた年長の年に早速、立候補をして役員をやる人は多いですね。

2度目のシンガポール滞在は要注意!

私は1度目の日本人学校在籍時は未就学児がいるということで免除されました。
ただ、今もう1度シンガポールに赴任なんてことになると。。。
大変なことになってしまうんです~( ゚Д゚)

もう未就学児はいないので即、候補者となります。
そして1度目の在籍期間はリセットされずに通算されるんですよ!

私は既に5年の在籍期間があるので、


候補者の中でも圧倒的に目立つ存在になる( ゚Д゚)!!

シンガポールに2度目の赴任という方もたまにいるんですよ。。。
もし私もそうなれば転入早々、PTA会長になってしまいます(笑)
投票選挙で選ばれる前に何かしらの役に立候補するでしょうけどね。

シンガポール日本人小学校チャンギ校はボランティア活動も盛ん

読み聞かせボランティア

PTA活動もある種、ボランティアですけどね( ゚Д゚)
日本人小学校チャンギ校では、ボランティア活動も盛んにありました。

  • 読み聞かせボランティア
  • ミシンボランティア
  • 本の修繕ボランティア
  • 校内行事のお手伝いボランティア
  • 課外活動の付き添いボランティア

通年のボランティアから単発で募集のあるものまでさまざま。
私も末っ子の入園前は、ボランティアにも長らく参加できませんでしたが。
入園をして自分一人の時間も持てるようになると、気持ちの余裕も出てきました。

末っ子が在園中も、未就学児ということでPTA役員は免除されます。
気持ちの余裕が出来たことで、単発募集のボランティアは可能な限り参加させていただきました。

子どもたちの中に入って一緒に活動できて、とても新鮮な気持ちになれましたね。
シンガポールの生活を知ることができたり、観光名所に行けたり良い思い出になりますよ!
ボランティア活動やPTA活動では、きっと今までにない体験ができると思います(^^)/

まとめ

シンガポール日本人小学校のPTA役員の免除者についてお話ししました。

  • 役員未経験でも免除される人→多いのは未就学児中3生のいる家庭。
  • 役員経験者の免除期間は3年~永久。
  • 未就学児がいる場合、年長の年に免除が切れる。

確認をいただけたかと思います。
あらかじめ知っておくことでシンガポールにいる間、どのタイミングで役員を引き受けるか。
これからのプランも考えやすくなりますよ♪

また学校のボランティア活動もシンガポールでの特別な体験になると思います。
お子さんが入園されて手が離れたら、ぜひ参加してみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/

この記事を書いた人
おぽんママ

5年間シンガポールで3人の子供を育てていた40代の主婦です。
シンガポールでの現地情報や失敗談などを書いています。
シンガポール渡航予定の方のお役に立ったら嬉しいです。

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