シンガポールの教科書での失敗談!日本人学校やインターナショナルスクールの場合

シンガポール生活

シンガポールに行くことが正式に決まると、日々の生活がありながらの引越準備に渡航準備
毎日気が気じゃないですよね。

そんな渡航間際に、私が迷って時間を費やしてしまったことがあります。
それは「教科書」のこと。

我が家は日本人小学校への入学でした。
海外の日本人小学校では日本の小学校と同じ教科書を使って勉強するんですよ。
教科書を出版している出版社はいろいろありますけども。
海外子女用に使われる教科書は決まっているんですね。

日本人学校HPには「教科書について」という項目がありまして。
教科書は一体どうしたら良いのか、私も初めてで分からなかったので何度も説明を読みました。
そして申請の仕方を理解して実際に申請しました。

しかし、これ。
我が家の場合は、別に申請しなくても良かったんです。
渡航前の忙しい中、なるべく時間を使いたくはないですよねー。
この記事ではそんな私の失敗談を書きました。

一方、日本人学校には通学しない方も多くいます。
主にインターナショナルスクールへ入学予定の方ですね。
学校で日本の教科書は使いませんので、渡航前に申請する方は少ないかと思います。

そんな日本人学校に通学しない生徒にも日本の教科書が配布されているんですよー。
シンガポールでの申請の仕方を後ほど詳しく説明しています。
良かったら目次から4章に飛んでお読みくださいね。

これから渡航する方は迷わずに準備できるように、参考になれば幸いです(^^)/

日本人小学校に入学。教科書って日本で受け取るの?

約3か月後に入学を控えた長男。
私は入学予定のシンガポール日本人学校チャンギ校のHPをチェックしはじめました。
その中で「教科書について」のページを読み進めていくと、、、
このように書いてある箇所があります。

【注3】シンガポール日本人学校への編入学時に教科書配布はしておりません。日本からの編入学の場合は、必ず日本を出国される前に、海外子女教育振興財団でお受取りください。

シンガポール日本人学校HP「教科書配布について」より引用

私はここを読んで、

おぽんママ
おぽんママ

日本で教科書を受け取って持って行かねばならないのね。

と思いました。
しかも「必ず出国前にお受け取り下さい」と書かれている。

おぽんママ
おぽんママ

教科書もらえないとか、大変なことになっちゃうの~?

そんなことも頭をよぎったので( ゚Д゚)
海外子女教育振興財団に申請をしたわけです。
ちなみに教科書を送ってもらうのに送料1800円ほどかかりました。

教科書の申請が必要なのは編入学時

おぽんママ
おぽんママ

でもね、申請が必要なのは編入学の場合なんですよ。
「編入学と入学」の違いをちゃんと理解できていなかった私。
てっきり編入=入学、同じことだと思ってしまったんです。

「編入学」というのは学年の途中で入学すること。
うちのように新学年、すなわち4月から入学・転入する場合は教科書の申請は特に必要なかったということになります。

入学式の日に担任の先生がクラスの皆に教科書を配ったんですね。
そこで、

おぽんママ
おぽんママ

えー普通に全員にもらえるんだー!!

と分かったんですよ。
なので新年度からなのか、年度途中からの編入学なのか、そこを自身で理解することが大事です!

年度途中から編入するお子さんは、前の学校で教科書をもらっていますよね。
既に教科書を受取っているのか、いないのか、そこが判断の基準になります

では日本人学校に年度途中から編入学する場合は?

先ほどと同じ箇所ですが、もう1回引用しますね。

【注3】シンガポール日本人学校への編入学時に教科書配布はしておりません。日本からの編入学の場合は、必ず日本を出国される前に、海外子女教育振興財団でお受取りください。

シンガポール日本人学校HP「教科書配布について」より引用

年度途中からの編入学の場合は日本で申請しておくと安心です。
渡航2か月前から申請でき、こちらに手順が書いてあります。

新規登録や申請書のダウンロードに加え、「教科書給与証明書」が必要になります。
これは国内の転校時にも受け取る一般的な書類なので早めに学校にお願いしておくといいですね。

とはいえ、渡航準備でバタバタする中でうっかり忘れてしまう方もいるでしょう。
もし日本での申請を忘れて出国してしまってもシンガポールの日本大使館に「教科書追加送付申請書」を提出すれば教科書が受け取れると書いてありましたよ。

初めてのことで、いまいち分からなかった教科書のこと( ゚Д゚)
かなりの時間を費やしてしまいました。
実際は教科書がもらえないとか、そんなことは起こらないので安心してください!
私の失敗が役に立てばいいなと思います(^^♪

インターナショナルスクールや現地校に通う子も受け取れる日本の教科書

日本人学校では日本の教科書を使いますが、インターナショナルスクールや現地校に通っていても日本の教科書を受け取ることができるって知っていましたか?
国が日本国籍の子供達みんなに無償で提供していることを知った時は私も驚きました!

現地校に転入するケースはほぼ無いが・・・

我が家はずっと日本人小学校でしたが、当然ながら日本人学校に行く人ばかりではありません。
私達外国人が転勤で渡航して、シンガポール現地校に転入するケースは、まず無いんですね。
だから日本人学校以外の選択肢といえばインターナショナルスクールになります。

教育水準が高いことで知られるシンガポール。
現地校に入るのって外国人にはハードルが高すぎるんですよー。
英語力も必要ですし、希望校を選ぶ方式で国民や永住権保持者がまず優先。
人気校から埋まっていく仕組みです。
外国人は空きのある学校の募集を待つことになります。
残念ながら近所に小学校があるからといって行くことはできないんです。

日本の公立小学校は誰でも、いつだって受け入れてくれますが、大違いですよね( ゚Д゚)
シンガポールで長く過ごし、それなりに準備しておかないと簡単には入れないのが現地校です。

日本人学校以外の選択肢、インターナショナルスクール(以下「インター」という)

一方、インターに転入する日本人はかなり多いです。
最初からインターに入学する子もいますし。
低学年の間を日本人小学校で学び、その後にインターに転校する子もいる。
もうすぐ日本に帰国するので日本の学校に慣れるためにインターから日本人小学校に転校する子も。
本当にいろんなケースがありましたよ。

広く配布されている日本の教科書

そんなインターに通う子もシンガポール育ちで現地校に通っている子も!
日本人学校に通っている通っていないにかかわらず
シンガポール在住日本人の子ども達には日本の教科書が配布されているんですよー。

【シンガポール日本人学校で教科書を受け取ることができる方】

1.日本国籍を持つ児童・生徒 (*注1)
2.シンガポールに在住し、当該教科書の配布が日本で始まる前に、日本を出国された方。(*注2)
3.シンガポール日本人学校に編入学しない方。(*注3)
4.教科書の当該学年の方。

シンガポール日本人学校HP「教科書配布について」より引用

日本国籍があれば、日本人学校に入学しなくても自主学習のために、自分の学年の教科書を受け取ることができるんです。
ですから日本語の勉強のために多くの方が教科書受取の申請をされています

インター生・現地校生の教科書の受け取り方

年に2回、4月と9月にシンガポール日本人学校で教科書を配布しています。
1学期の初めと2学期の初めに、それぞれ上・下巻が配られますがそのタイミングです!
(中学生の教科書配布は日本人中学校にて年1回、4月のみ)

小学生の教科書は日本人小学校クレメンティ校にて配布しています。
もう1校のチャンギ校では配布をしていないのでお間違いなく。
時期になると学校HPにて案内があるのでフォームから事前申込をして取りに行きます(^^)/

まとめ

必ずしも申請しなくてよい教科書を取り寄せるために膨大な時間を使ってしまった私の失敗談をお話ししました。
以下まとめです。

  • 我が家のように4月から入学・転入する場合。

新しい学年の教科書配布を受けていない状態ですので、入学時に受け取ることができました
ここを分かっていたら、

①教科書について調べるのに要した時間や申請にかかった時間を省けて
②送料を負担することなく
③重い教科書のかたまりを飛行機で持ち運ばずに済んだ

ということになります。

  • 年度途中に編入する場合。

日本で海外子女教育振興財団に申請、教科書を受け取っておくと安心です。

  • 日本国籍があれば日本人学校に通っていなくても教科書を受け取ることができます。

これからシンガポールに渡航される方は、参考にしていただけたらと思います(^^♪

この記事を書いた人
おぽんママ

5年間シンガポールで3人の子供を育てていた40代の主婦です。
シンガポールでの現地情報や失敗談などを書いています。
シンガポール渡航予定の方のお役に立ったら嬉しいです。

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